
田中さん(仮称・大野城市)の場合
代々受け継いできた市街化区域の農地。
近隣で区画整理が行われて固定資産税が上がり、
もうお米を作る環境ではなくなってきたのかもしれない。
20年、30年先を考えると、どうしたらいいのか悩んでいる。
マンション建設を計画しはじめた時期にウエムラグループの賃貸マンションプレア”を周辺に建設中だったご縁もあり、お声がけいただきました。最も懸念されていたのは、駐車場の確保です。この地域は車が生活必需品です。
私の土地は20戸のマンションを建設すると21台分の駐車場しか確保できない。15戸に減らして30台分の駐車場をつくった方がいいのか、ずいぶん悩みました。近隣の駐車場の情報を調べると結構空きがあり、一世帯当たり2台の車を所有している家庭は半数だということもわかりました。収支を計算すれば、やはり当初の計画どおりの20戸の方がいいだろうという結論に至ったのです。ウエムラさんには建物の配置に工夫を凝らしていただき、さらに3台分増やして24台分の駐車場を確保することができました。
周辺の物件と差別化するために、冠木門のオートロックにハンズフリーで開けられるスマートキーを採用しました。買い物や犬の散歩(愛犬家のオーナー様の意向で犬のみ飼育可)などで両手がふさがっていてもスムーズに入れます。また冠木門とその横に配置したゴミ置き場を同じタイルにして一体化することにより、冠木門を大きく見せました。外観は近隣の新築2棟が濃い目のカラーリングだったので淡いベージュのタイルを選択。室内の玄関の床は大理石調、部屋の床は明るい木目、キッチンはコンクリート調の柄、バスルームの壁は新商品の大理石調にしました。ありがたいことに、引き渡しの前に駐車場も含め全て契約が決まりました。ご先祖様へ感謝の気持ちがこみあげてきて、とても嬉しかったですね。