女性に好まれる建物をコンセプトに外観、セキュリティ面など細部にこだわる（from第257号）

県外からの転勤族が多く暮らす姪浜界隈。40年前に建てた自宅と借家があった土地に、新しくマンションを建設されたのがA様親子。最上階にそれぞれの自宅2戸を配し、新居に入りたてのA様にお話をお伺いしました。

今回、マンションを建てることになった経緯は？

40年前、市内で働いていた時にこの土地を購入し、自宅と借家を建てました。息子が生まれて半年後のことです。あれから40年が過ぎ、建物は老朽化し、しかも、福岡西方沖地震や台風の影響を受け、建物の一部に被害が出ました。それをきっかけに、2年ほど前から自宅と借家を建て替えるか、それともマンションを建て、別の土地に自宅を建てるかなど、いろいろなケースを考えるようになり、収益面や経営効率を考えた結果、自宅を最上階に配した鉄筋コンクリートマンションを建てることに決めました。

ウエムラ建設に決めたきっかけを教えてください。

最初に数社に提案していただきました。土地がL字型なんですが、ウエムラさんの提案はその土地に対して建物をどう配置したらいいか、部屋の間取り、間口の広さ、光の取り方など本当に納得がいくものでしたし、とても魅力的でした。また、自転車置き場などセキュリティ面がしっかりとしていたことや、10年、15年と先のことを考えた設計やプランで、さすがに地場で長年賃貸マンションに携わっているだけのことはあると感じました。

マンションへのこだわりは何ですか？

今回、女性に好まれる建物を意識しました。第一印象はとても大事。外観のタイルは、いろいろなマンションを見ては写真を撮り、この場所にはこのタイルでという具合に決めたため、取り寄せるのに苦労したものもあったようです。正面のエントランス、外からは見えにくい自転車置き場、駅側につけた裏門など、1つ1つこだわっています。また、住宅街の中の建設でしたので、地域住民の方に対しては色々な面で気を使いました。ずっとここで暮らしていきますので、1軒1軒営業の方とまわり、公民館で説明会も行いました。おかげさまで、入居も満室で、いいスタートが切れました。