奥様が設計し、全ての想いが実現定年後、ゆっくりくつろげる家ができました（from第264号）

築30年の家の傷みが気になりだし、建て替えを決意されたK.N様。奥様が3年かけて間取り、家具の配置を含めた設計を考え、打ち合わせには2年もの月日を要しました。思い通りの住み心地の良い家が完成し、喜んでいただいています。

今回、家を建て替えるまでの経緯は？

建坪47坪、築30年の家に住んでおりましたが、3年前の福岡県西方沖地震や隣のマンション工事の地下を掘る振動の影響、台風などで家が傷んできました。あと20、30年 住めるのだろうかと考えた時に、リフォームも検討しましたが思いのほか金額がかかるし、子どもも独立し出て行きましたので、新しく家を建て替えることにしました。そこで、自宅の屋根やヒビの修繕などでお世話になっていたウエムラさんに相談して本格的に家を建て替える計画が進みました。

特にこだわった部分はありますか?

妻が、3年かけて設計を考えたんですよ。 妻の父親が図面を描いていたので、少しは知識がありましたから。もちろんプロではないので、ウエムラさんと打ち合わせをしながら設計図に落とし込んでいただきました。打ち合わせには、約2年かかりましたね。玄関を入ってすぐにリビングがあり、リビングの横には、トイレと寝室を。家具の大きさ、置く位置も頭にいれながらキッチン、風呂、洗面、洗濯干場も動線を第一に考えてつくりました。風通しもよく、収納もしっかりあります。

実際に暮らしてみて、住み心地はいかがですか?

スムーズに動けて、とにかく住み心地がいいです。息子や孫たちもたまに泊まりに来てくれます。ウエムラさんに、細かい所まで要 求を聞いてもらえて本当に良かったです。家は、3軒建てないと理想の家にならないといいますが、リフォームもいれたら今回は3回目。自分たちで考えた理想の間取りが構造として成り立ち、細かいアドバイスをいただきながらようやく完成しました。地震対策も万全で、定年後、ゆっくり過ごしたいと思っています。