マンション経営は先祖代々の土地を守り、次の代へ受け渡すための手段です(from第236号)

名称 ファミーユ筑紫II
間取り 3LDK 21戸 / 2LDK 7戸(全28戸)
延床面積 2,170.36m²
敷地面積 2,720.01m²
竣工日 平成18年3月27日
構造 鉄筋コンクリート造 7階建
所在地 筑紫野市大字筑紫43-1

西鉄天神大牟田線「筑紫駅」周辺の一角て、長年農業を営んでこられたオーナーのO.M様。10年前より土地活用に着手され、今春には2棟目となる 「ファミーユ筑紫II」の竣工を迎えられました。現在、筑紫駅周辺は区画整理事業の開発が進行中。変貌する町をつぶさに見守るO.M様に、現在の感想を伺いました。

今回で2棟目ですが、これまでの経緯を教えてください。

代々、大石家はこの地で農業を営んできた家ですが、以前から固定資産税のことは気がかりだったんです。周囲に家が建ち込んで年々固定資産税が高くなってきまして、これはなんとかしなければと考えていました。 その頃から上村建設の営業の方が足しげく通ってくれていましたので、いろいろと相談していましたね。 そうしているうちに気心の知れる間柄になっていましたので、土地活用についても安心してお任せすることができた、というわけです。

「ファミーユ筑紫」の特徴について。

線路沿いにある約1,000坪の土地に、「ファミーユ筑紫I」と「ファミーユ筑紫II」を建てました。 はじめの物件「ファミーユ筑紫I」は10年前に建てたもの。3LDKタイプが16戸あります。 このほど完成した「ファミーユ筑紫II」は3LDKタイプと2LDKタイプがあり、全28戸です。 さすがに設備も充実していて、オートロックシステムやエレベーター、宅配ボックス等もあって便利です。 二つとも線路沿いに建つ物件なので遮音性には気を配り、精度の高い防音サッシを取り付けています。 この工事の際、同時に「ファミーユ筑紫I」の防音対策も強化しました。駐車場は2棟の間に設けていますが、居住者用のほかに月極駐車場も備えているので、マンション併設の駐車場としてはかなり広く感じられると思います。

これから取り組んでみたいことはありますか。

筑紫駅周辺は、土地区画整理事業の対象地区なのです。 マンションを建てられるのは、線路を境にして東側のみ。一方の西側は手を付けられない状態です。 しかも区画整理自体の計画が遅れている。 自宅は築70年になる木造住宅で、かなり老朽化しているんですが、線路の西側に位置するため、改築したくても手をつけられない。 完成したばかりの「ファミーユ筑紫II」とは対照的です(笑)。 もし自宅を改築するなら、エレベーター付きの家にしたい、などといろいろ夢は膨らませています。 マンション経営については、着手してよかったと思いますよ。 先祖から受け継いできた土地を守るためですし、子や孫たちのために今できることですからね。