『ジュノーパレス』お孫さんが名付け親です(from第181号)

名称 ジュノーパレス
間取り 2LDK / 3LDK(全24戸)
建築面積 329.02m²
敷地面積 891.60m²
竣工日 平成13年6月末
構造 鉄筋コンクリート造 9階建
所在地 福岡市博多区吉塚6丁目

派手すぎるかなと少し心配でしたが、斬新で目を引く色使いの外観が気に入っています。最近住宅地としての人気が高まっている吉塚地区で、ひときわおしゃれなマンションが目に飛び込んできました。近代的レトロチックをテーマに据えたという外観のタイル使いは、上村建設からの提案だったそうです。

畑だった土地だそうですがマンション建設のきっかけは何ですか。

主人が農業をやっていた土地で、ずっとマンション建設には反対だったのですが、少し体を悪くしたせいで家族の将来が心配になったようです。急に賃貸マンションを建てると言い出して…。決めると早い人で、あれよあれよと話が進みました。ウエムラさんには、17~8年前に農協さんを通じたご縁で倉庫を建てていただいたことがあったんです。それっきりと思っていましたら、ウエムラさんと主人との付き合いは続いていたようで、迷わずウエムラさんにお願いしました。残念ながら完成を見ずに亡くなりましたが、ウエムラさんに提案いただいたパースの中から今回の斬新なデザインに思い切れたのは、主人が派手好きだったからということもあるんですよ。

ヨーロッパの石造りを思わせる、外壁のタイルが新鮮ですね。

タイルに白い目地を使用すると汚れが目立つのではないかとマンションでは敬遠されがちですが、年月を積み重ねることで逆にシックで落ち着いた印象になるようにと発想を変えて、タイルの強弱を計算に入れたレトロチックな外観を提案してくださいました。実際は薄いベージュですが、下半分はレンガ色なので色の重さのバランスがいいし、アクセントの緑色も品が良くて気に入っています。こんな濃い緑のタイルは焼きムラがでるので作るのが難しいそうなんです。よそでは出せない色だっておっしゃっていました。よっとしたら派手すぎたかとも思いましたが、シートが取れて外観を見たときにはとても感じが良くホッとしました。

完成した物件はとても評判が良く、あっという間に満室になったそうですね。

部屋は2LDKと3LDKの2タイプで全24戸。賃貸としては部屋も広めで、対面式キッチンなど分譲に負けない仕様にしたつもりです。募集や管理はハッピーハウスさんにお願いしているのですが、6月末竣工の時点で空室が残り2戸、その3週間後には満室になりました。すぐ隣に市の公園があるのでそれも条件として良かったのでしょうが、あんまり早く満室になったのでびっくりしました。マンション名の「ジュノーパレス」は孫が考えてくれたものです。「ジュノー=女神」には、結婚と家庭生活の守り神という意味もこもっていてなかなか良いような気がしました。こんな素敵なマンションをつくることができたのはウエムラさんのおかげと感謝しています。