戸建て賃貸住宅をプレアへ。好立地で住み心地がいいファミリー向けマンションが誕生。（from第447号）

オーナー様から3棟目となるマンションの建設を弊社にご依頼いただきました。長年賃貸経営をされてきたオーナー様のご経験やご家族皆様の意見を生かして、ファミリータイプのマンションが完成しました。

築50年の戸建ての賃貸住宅(貸家)が老朽化したため、耐久性や防音性を考えた鉄筋コンクリートの賃貸マンションの建設を決意

50年以上前のことになりますが、先祖代々受け継いできた土地に戸建ての賃貸住宅3棟を建てました。その前は柿畑で、当時長住一帯は田畑ばかりでタヌキが出るような地域でした。この貸家は入居者に長く愛されて、40年住んでいた方もいました。しかし、老朽化で傷みが激しく、今後どうするか家族と話し合うことになったのです。私はまた戸建てを建て直したかったのですが、さまざまな賃貸住宅に住んだ経験のある次女の「耐久性が高くて騒音が抑えられる鉄筋コンクリートのマンションがいい」という意見もあり、マンションを建設することになりました。ウエムラさんとは長いおつきあいで、今回のマンションで3棟目の建設です。他の建設会社の物件も見に行きましたが、やはりウエムラさんの建物がいいと家族の意見が一致し、プレア建設を決断したのです。

ファミリー層に喜ばれる立地や環境が整っており、マンション建設は家族で意見を出し合ってエレベーターがなくても済む3階建てマンションを選択しました

小学校まで徒歩約5分、 鹿助池 (ろくすけいけ)という治水池が近く、その周辺はスポーツや散歩が楽しめる広場もあります。スーパーやレストランも近隣にあり、ファミリー層に喜ばれる立地です。長年のマンション経営の経験から、エレベーターは維持費が高いですがエレベーターがないと4階以上は空室になりやすいとわかっていました。それで階段でも上り下りしやすい3階建てマンションを選択しました。南東向きで3LDK9戸、2LDK3戸、駐車場は14台分を確保。定例会議には私と妻、長男、ときには一級建築士の資格を持つ長女や次女も参加し、家族みんなで外観や内装を決めていきました。現場監督さんは建材を持参して見せてくださり、日光が当たった時と当たらない時の色の違いや異素材の建材の組み合わせなどをわかりやすく説明してくださり、とても参考になりました。

家族のこだわりを詰め込んだ賃貸マンションができ、実際に娘も住むことになるなどお気に入りのマンションとなりました

外観や内装を決めるにあたっては、家族で既存のプレアに足を運ぶこともありました。建設中の物件は内装も見せていただくなどして検討した結果、外観は息子が選んだグレーを基調とした落ち着いた雰囲気のタイルに決定。内装は次女が「自分が住むという視点で選ぶ」と、リビングに中間色の床材、流し台はツヤありの石目調といった具合にコーディネートしました。長男は「トイレやバスルームがひろびろとして気持ちいい」と、水回りを特に気に入っています。周囲には高い建物がないので日当たりがよく、マンション名はウエムラさんが用意してくれた案の中から「サニーコート(英語で日当たりのいい家の意味)西長住」と名付けました。最後の定例会議で「満室になりました」と知らされて、家族一同大喜び。次女は実際に住むことになり、孫たちも「このマンションいいよ」と気に入っているようです。