昭和2年に建てた木造の家をリフォームしました(from第352号)

延床面積 約60坪強
リニューアル日 2015年11月1日
構造 木造
所在地 福岡市博多区竹丘町

築89年の立派な木造一軒家を今回、大幅にリフォームされたC様。風格のある木造建築の外観と座敷を残しつつ、キッチンとリビング、寝室を大改装。新築マンションさながらになりました。

困ったらウエムラさんへ

主人の祖父が孫の代まで住める家にと、昭和2年に建てた木造の家。これまでに2回リフォームを行いました。14年ほど前のリフォームをお願いしたのがウエムラさんです。知り合いに紹介してもらったのがきっかけです。水廻りやサッシなどのちょっとしたリフォームだったので、マンションなど大きな仕事を手がけられているウエムラさんには...と思っていましたが快く引き受けてくださり、その後も困ったことやちょっとした修繕など、ちょこちょこお願いしていました。

雨漏りがきっかけ

今回の工事のきっかけは、雨漏りです。屋根瓦葺き替えと外壁塗装を予定していましたが、せっかくリフォームするなら将来的にも快適に暮らしていけるようにと、間取りも含めた大改装。玄関から入ってすぐの趣のある和室や、角2面が全面ガラス窓で庭を見渡せる和室はそのまま残しましたが、物置となっていた和室や狭い寝室、長年使用してきたキッチンを含めた水廻りは大幅に間取りを変更し、一つひとつの部屋を大きく又バリアフリーにする事で生活しやすくなりました。なかでも庭を見渡せる広いリビングや使い勝手の良い対面式のキッチンは快適な空間になり、リフォーム後は新築のマンションのように生まれ変わりました。

耐震やシロアリ対策も

今回、耐震対策を含めた基礎部分やシロアリ対策と難題がたくさんありました。リフォームでもかなりの金額がかかるため、建て替えという選択肢もウエムラさんは考えてくださいました。しかし、孫にとって祖父との思い出が詰まった家でもあり、できることならいい状態で娘夫婦へ、孫へとつなげていきたいという思いが強く、間取り改装リフォームを選択しました。あまりに古い家なので沢山の難題があったなか、大変満足できる家に改装してくださったウエムラのスタッフの皆さんにとても感謝しています。