子どもたちの将来を総合的に考えて初めてのマンション建設を決意しました(from第419号)

名称 ルーベンスローザⅠ
間取り 2LDK 20戸
延床面積 1828.19m²
敷地面積 630.03m²
竣工日 2021年5月31日
構造 鉄筋コンクリート造 6階建
所在地 大野城市曙町3丁目4-1

長年不動産賃貸業を営んでおられる花田様。
お子様への相続を考え2棟のアパートをマンションへ建て替えのご依頼をいただきました。

親から受け継いだ不動産で賃貸業を経営しており、相続税を考えて子供に相続する前に現代のニーズに合わせたマンションへ建て替えを決意しました

親の代から受け継いだ不動産をアパートや借地として賃貸業を経営しており、今回の土地でも築20年の木造アパート2棟を所有していました。私が病気を患ったのをきっかけに、自分が父から相続する時に経験した苦労を息子や娘にはさせたくないと思うようになり、相続税対策として建て替えを決心しました。今までは改築や解体が比較的容易な木造アパートがいいという考えで、実際2棟とも改装工事をしてまだ使える状態でしたが、入居者の防犯や防災への関心に応えるならやはりマンションのほうがいいと考えました。ウエムラさんとはJAさんを通じておつきあいをしていましたし、知り合いにもウエムラさんでマンションを建てた人が多かったので、信頼しておまかせすることに。近くに所有している別の土地に駐車場を確保できるので、この土地を建物として最大限活用しようと6階建て2LDK20戸のプランにしました。

初めてのマンション建設でしたので基本的にはプロにおまかせして、斬新で都会的なデザインを提案いただきました

定例会議は息子も常に同席して一緒に話し合いながら進めましたが、マンション建設は初めてなので基本的にはプロにおまかせしようと考えていました。担当の設計士さんがとてもセンスがよく、外壁はブラックとグレーのベースカラーにホワイトのラインを入れてアクセントにしました。ベランダの手すりのガラスもブラックで都会的な印象にしています。また「どこかにグリーンを入れては」という提案で、階段部分にグリーンを配したのも斬新でお洒落ですよね。なかでも私が一番気に入っているのがマンションの顔ともいうべきエントランスです。黒と白の石目調タイルで重厚感を出し、タッチレスのキーを使ってドアを開けると明るい庭園が見えます。これが建物にいい抜け感をもたらして、心が和みます。

写真:外観エントランス

写真:内部エントランス・階段

大きなシューズボックスを備えており、収納たっぷりで自分が住みたくなるほど設備が充実しています

「住居内は収納がたっぷりあるのがいい。シューズボックスが大きくてびっくり。」と妻が感心しています。実際ベッドとテーブルだけ持ち込めば暮らせると思えるほど充実しています。廊下は大理石調の床材で、部屋の床は濃淡混じりの木目調。壁紙は一面だけをシックな色にしました。キッチンもあえて濃いブラウンにして空間を引き締めています。周りに高い建物がないので日当たりがよく、窓から清々しく気持ちのいい眺めが楽しめます。『ルーベンスローザ』という名前はアパートの時に妻がつけたもので、名前が花田なので花の名前からとりました。「いいマンションが建ったね」と周囲の評判も上々。あまりないデザインなので目立っているようです。竣工は5月でしたが完成前にすでに9割ほどが埋まり、その後すぐに満室になりました。次のマンションもウエムラさんにおまかせしたいと思っています。