企画型賃貸マンション「プレア」の2棟建で土地活用。花と緑が彩るアプローチが自慢です。（from第441号）

長年稲作をしていた土地にマンションを建設されたオーナー様。小・中学校がすぐ近くにあり、ファミリーマンションに最適な立地です。広い土地を最大限に活かす、プレア2棟建てのプランをご提案させていただきました。

先代から受け継いだ田畑だった土地の周囲が次々とマンションになり、自身の体力的にも稲作を続けるのは難しくなってきたため賃貸マンション建設を考えました

45年以上前に先代が、畑だった土地にマンションを建設しました。その時建築を依頼したのがウエムラさんです。その後も他の土地で米を作っていましたが、周囲の田畑は次々とマンションになり、すぐ近くに小・中学校もできました。私自身の体力を考えるとこの先稲作を続けることは難しいだろうと、思い切ってマンションを建てることにしたのです。角地で長方形、2000m²を超える広さです。ウエムラさんから提案されたのは、企画型マンション「プレア」を横並びに2棟建てるプランでした。南側は日当たりもよく、北側には入居者分の駐車場が確保できます。土地の利点を最大限に生かすことができるこのプランで行こうと決めました。

エントランスをメインとサブで2つ配置し、広々としたこだわりのアプローチ

建物の北側にメインエントランスとサブエントランスを備えました。サブエントランスは駐輪場に直結する利便性で配置したとはいえ、道路側から見ても目立つので、会議を重ねてメインと遜色のない仕様にしました。エントランスから先のセキュリティゾーンは共有スペースになっており、2棟のマンションの間に駐輪場があります。広々としたアプローチが自慢で、ここは妻と息子たちがこだわり、ベージュを基調にグレーの床材をアクセントとして配して植え込みも厳選しました。アプローチに沿うように、緑や花々が彩りを添えています。中央にはシンボルツリーとしてロドレイヤを植えたので、マンションと共に成長するのが楽しみです。訪れたゲストや宅配業者がどちらの棟に行けばいいのか迷わないように、案内板も設置しています。

他で建設されたプレアを見学でき、外観や内装にもこだわって想像以上の完成度に大満足

外観は他のプレアを見学し、建材の見本や写真などを見て選択しました。妻は当初、淡いカラーをイメージしていたようですが、息子たちの「賃貸は存在感のある濃いカラーが良い」との意見も参考にして深いグレーに決まりました。完成したマンションを見た妻も「これで良かった」と満足しています。2棟の外観デザインはほぼ同じで、内装はシステムキッチンの扉の色やバスルームの壁面パネルの柄などを変えています。間取りは2LDKと3LDKですが、同じ間取りでも部屋の広さや配置が少し異なり、2部屋を繋ぐウォークスルークローゼットのあるタイプ、可動棚付きサニタリーのあるタイプなど、様々な選択肢があります。マンション名は、中庭のようなアプローチが自慢なのでコルティーレ（イタリア語で「中庭」）と名付けました。家族で「想像以上に良いマンションができた」と喜んでいます。