入居者層の変化に応じて、企画提案型賃貸マンション『プレア』と戸建ての賃貸住宅を建設しました。(from第442号)

名称 賃貸マンション:ソシア・ヴィンテージ唐原
戸建て賃貸住宅:ハイム・ヴィンテージ唐原
概要 賃貸マンション:2LDK 3戸 / 3LDK 9戸
戸建て賃貸住宅:3LDK 3戸
構造 賃貸マンション:鉄筋コンクリート造 3階建
戸建て賃貸住宅:木造2階建 2棟
延床面積 賃貸マンション:903.12m²
戸建て賃貸住宅:211.14m²
敷地面積 賃貸マンション:1477.49m²
戸建て賃貸住宅:321.88m²
竣工日 賃貸マンション:2023年2月16日
戸建て賃貸住宅:2023年2月16日
所在地 賃貸マンション:福岡市東区唐原
戸建て賃貸住宅:福岡市東区唐原

木造アパート2棟の建て替えをご依頼くださったオーナー様。低層地域や角地の制限があるなか、その条件を最大限に活かすプランをご提案させていただきました。

学生の一人暮らしが減ってきている時代の流れに合わせて、学生用アパートからファミリー向けへターゲットを変えて建て替えました

昔この唐原(とうのはる)という町はぶどうの生産農家が多く「唐原ぶどう」として知られていましたが、今はわずかなぶどうの木が残るのみです。九州産業大学が移転してきたこともあり、周囲の畑は次々とマンションやアパートとなりました。私も学生向けのアパートを所有していましたが、時代の流れで一人暮らしをする学生が少なくなりました。経済的な事情もあるのでしょうが、親元から学校に通うか寮に住む学生ばかりです。今回ウエムラさんにお願いしたのは、唐原内2か所の土地で30年以上にわたり経営してきた木造アパートの建て替えです。低層地域であることや角地の変形した土地など難しい条件があるなか、ファミリー層にターゲットを絞り、土地を最大限に活用できるようプランニングしていただきました。

低層地域の事情に合わせて、3階建てのプレアを選択し、戸数の倍以上の駐車場を確保してさらに月極駐車場としても貸し出すようにしました

ひとつの土地は、アパートに隣接していた田んぼを宅地に転用し、1477m²に広げました。低層地域で敷地面積に対して60%の延べ床面積の建物しか建てられないという規定があるので、3階建てのプレアを建設し、残りの土地は26台分の駐車場になりました。入居者の倍以上の駐車スペースがあるので、一部を月極駐車場として地域の皆さんに貸し出す予定です。外観は何軒かプレアを見てベージュブラウン系が気に入ったので参考にしました。土地が四角ではなくホームベースのような形で、そのぶん1階の庭が広々としているのがひとつの特徴です。庭は周囲から見えないよう工夫をしています。内装を決める時に、学生向けのアパートを建てた頃より設備が格段にグレードアップしていると感じました。

マンションを建設するには狭い土地だったので、メゾネット式の戸建て賃貸住宅を2棟建設しました

もうひとつの土地は敷地面積が321m²で角地なので、ウエムラさんと何度もプランを練り、メゾネット式の戸建て住宅を2棟建設することにしました。A棟は戸建て賃貸住宅、B・C棟は2つの家が壁でつながった連棟式のテラスハウスです。どちらも1階にLDKとトイレ・バスルームがあり、2階が3部屋の3LDKです。駐車場は6台分確保しました。特にこだわったのは外観です。唐原ぶどうにちなんで黒ぶどうのキャンベルをイメージした濃い紫にグレーを合わせて、館銘板や室名札にもぶどうの絵を添えました。内装は先にプレアを決めて、それで戸建てのキッチンや浴槽、洗面台など設備のグレードを合わせました。プレアと戸建ては同時に入居者募集をして最初に決まったのは戸建てA棟。プレアも人気で順調に満室となりました。築20年以上の所有物件の管理・リフォームや今回の建設もウエムラさんにお世話になりましたが、ますます信頼が深まりました。