先祖代々の土地を守りたいと最上階に自宅を構えました(from第319号)

名称 ABCプリマベーラ
間取り 1K 45戸 / 自宅
延床面積 1664.27m²
敷地面積 449.00m²
竣工日 平成25年2月27日
構造 鉄筋コンクリート造 7階建
所在地 福岡市西区大字徳永

九大学研都市駅と大型ショッピングセンターのすぐ近くという好立地に学生向けワンルームマンションを建てられたA様。そこは九大建設用地の代替え地として購入された土地でした。「先祖代々の土地を守りたい」と最上階に自宅を構えられました。

先祖代々の土地として

九大移転に伴い、代替え地として九大学研都市駅と大型ショッピングセンターのすぐ近くの土地を購入しました。今でこそ、このあたり一帯はお店やマンションが立ち並んでいますが、当時は田んぼばかりで父が米を作っていました。 父が亡くなってからは、しばらく知人に作ってもらいましたが、そのうち土地が整備され、周りはお店やマンションの建設ラッシュに。しかし、ここの土地は、5・6年ほどは空き地の状態でした。駐車場にするにはお金がかかるし、売るのも抵抗がありました。代替え地とはいえ、先祖代々の土地として守りたいという想いがありましたから。

マンションと自宅を

ずっと空き地にしておくには好立地でもったいなく、最上階に自宅を備えたマンション建設を考えはじめました。 他社の営業の方も来られましたが、以前アパートを建てた時にお世話になったウエムラさんはとても親身でしたし、冷静で適切な意見を言ってくださるので信頼できました。また以前より懇意にしている池住宅さんのアドバイスもあって、ウエムラさんでワンルームマンションをお願いすることにしました。 息子のひとり暮らしと重なってしまい、親御さんの気持ちになって建てました。白を基調に床も明るくして、狭い空間ですが収納をしっかりと作りました。おかげでとても好評のようです。

自宅は昔の我が家仕様

母と一緒に暮らしていることもあり、最上階の自宅は以前住んでいた我が家のイメージをなるべく壊さないようにしました。 昔のように仕切りを外すと広い空間になるのが特徴です。採光用に天窓を取り、天井までの収納を設けることで部屋を明るく広く見せています。さらに広いテラス、キッチン、壁紙など細部までこだわってみました。 工事途中にちょこちょこと進捗状況を見ることができたのは、本当に良かったです。母も長年住んだ家を離れるので心配だったのですが、昔の面影を残した自宅を今ではすっかり気に入ってくれているので安心しています。